一戸建てのリノベーション事例(豊見城市根差部)|沖縄中古住宅リノベーション

５０㎡弱と床面積は広くない物件ではあったが、リノベーションして再販するか宿泊施設等での利用を目的に公売にて築２３年の豊見城市の中古戸建を購入。購入できた価格が安かったのも魅力。

現状、浴室等もなく、築２３年ということもあり、躯体の塗装や防水、併せて駐車場を２台確保するための外構工事も行うことに。内部はフルリノベーションを行い、既製品を極力使用せず、ヴインテージ感のある「経年優化」を楽しめる内装にした。

床は無垢のチーク材でオイル仕上げにし、建具は全てオリジナルで造作、壁・天井は全面オーストラリアの輸入塗料のポーターズペイント塗装仕上げで、朝・昼・晩で表情を変える独特の雰囲気を演出。合わせて、ヴィンテージ感を演出するために武骨な配管パイプやスイッチなど小物にもこだわった。キッチンの位置は対面に変更し、シンプルながら存在感のある白のモザイクタイルを貼ったカウンターを造作。キッチン本体は沖縄には専用ショールームのないウッドワンの無垢キッチン（ウォルナット）を採用。背面には吊戸棚をカスタマイズして収納棚に。その他、ヴィンテージ感のあるタイルで仕上げでシャワー室を新設し、洗面室もオリジナルの洗面化粧台を造作。

最終的には民泊用のリノベーション・コンドミニアムとして運営することとなり、沢山の人にこのリノベーションされた空間を味わって頂くことができるようになった。